AIZUマウントエクスプレス

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AIZUマウントエクスプレス

赤い車体が特徴の会津マウントエクスプレス号は全席自由席の会津鉄道が運行する快速列車です。

鬼怒川温泉~会津若松(喜多方)を結び、全席自由席の快速列車でありながら、リクライニングシートを備えた観光に便利な列車です。1日1往復し、土日は喜多方駅まで走行します。

車内の様子

AIZUマウントエクスプレス(赤塗装)

車両

列車は基本的に2両編成で運行され、日によって車両が増減します。会津の赤べこと同じ赤い塗装が特徴の車両は、他の車両と違違って背もたれが倒せるリクライニングシートを採用していて、回転させることもできます。※車両整備などによって、異なる車両で運行されることがあります。

別車両のAIZUマウントエクスプレス

車内

車内は木目調の落ち着いた雰囲気で、お手洗いが必ず一つあります。
座席裏のテーブルの他に、長細いテーブルが窓下に備えられているので、席を向かい合わせにしたときはこちらを利用します。

ディーゼルカーのため、車内の一角に下から屋根に向けて煙突が通っており、羨望がうかがえない座席がありますが、日差し除けにはちょうどいい感じです。また、煙突側は1列なので一人旅を楽しみたい方にはうってつけです!

運行概要

AIZUマウントエクスプレスは1日2往復運行されています。
1号は鬼怒川温泉駅発の会津若松方面行き、2号は会津若松駅発~鬼怒川温泉駅行きとなり、基本的に土日は喜多方駅まで延長運転されます。(都合により延長しない場合アリ)

東武線の特急列車との接続も良好で、1号は浅草7時台発のリバティきぬ、2号は浅草11時台着の特急きぬに接続します。

どちらの列車も鬼怒川温泉での乗り換え時間が5分未満です。
同じホームでの乗り換えなので短くはないですが、飲食物は事前に購入がおすすめです。

↑2号(若松方面)↓1号(鬼怒川方面)↑普通列車
鬼怒川温泉9:099:37
龍王峡8:589:49
川治温泉8:549:52
湯西川温泉8:4510:00
上三依温泉塩原温泉口8:3410:11
会津高原尾瀬口8:2510:21
会津田島8:0710:4613:59
塔のへつり7:3711:1413:35
湯野上温泉7:3111:1913:29
芦ノ牧温泉7:1711:3413:14
七日町6:5911:5412:53
会津若松6:5611:5712:50
喜多方12:2312:28
各駅の発車時刻(一部抜粋)

沿線観光地

AIZUマウントエクスプレスは東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道・JR只見線と4つの鉄道会社をまたいで運行されており、沿線にはたくさんの観光地があります。

日光・鬼怒川温泉(東武日光駅・鬼怒川温泉駅)

日光東照宮や華厳の滝がある日光に程近く、箱根や熱海に並んで東京の奥座敷と呼ばれる鬼怒川温泉を始発・終着駅としています。

宿のチェックアウト時間帯に発車するので、2泊で鬼怒川、会津を旅行するにはうってつけ

龍王峡(龍王峡駅)

龍王峡駅から徒歩数秒のところにある、日光国立公園に属する景勝地です。
約3kmに亘って火山岩が浸食されてできた峡谷で、険しい岩盤が露出しています。竜が暴れ回ったような形跡を残すことから龍王峡と名付けられました。

遊歩道が整備されていて、隣の川治温泉駅まで歩いて行くことが可能です。また、各所に架かる橋から見える景色は大変美しく、秋は紅葉を楽しみにたくさんの方々が訪れます。

川治温泉(川治湯元駅)

川治湯元駅から徒歩10分ほどで温泉街中心部に着けます。
怪我に対する効能があるとされ、「傷は川治、火傷は滝(現在の鬼怒川温泉)」と称されています。
鬼怒川と男鹿川の合流部付近にあり、10件ほどの温泉宿が立ち並ぶ温泉街には、足湯や川沿いの共同浴場などがあり、温泉街をぶらり楽しむことができます。

湯西川温泉(湯西川温泉駅)

湯西川温泉駅からバスで約30分の歴史ある平家の落人に愛された温泉地です。
壇ノ浦の合戦に敗れ逃れてきた平家落人が、河原に湧き出る温泉を見つけ傷を癒したと伝えられています。
湯西川の渓谷沿いに旅館や民家が立ち並び、旅館のほとんどが湯西川に面する露天風呂を設置しています。また、1月下旬~3月上旬までかまくら祭が開催され、沢口河川敷に約800ものミニかまくらが作られます。夜には中にローソクのあかりが灯り、幻想的な風景が広がります。

湯西川温泉駅は道の駅と鉄道駅舎が同一の敷地内・建物内にあり、日帰り温泉施設や足湯などがあります。

塩原温泉郷

上三依塩原温泉口駅からバスで23分の1000年以上の歴史を持つ温泉郷です。

東北新幹線の那須塩原駅からもバス1時間で来られますが、反対側の上三依塩原温泉口からのアクセスも可能です。栃木県北部の活火山高原山と、大佐飛山地の山塊との間に挟まれた谷間を流れる箒川沿いの渓流に温泉が多く湧出しており、古くから塩原十一湯と呼ばれ、1000年以上の歴史を持つ古い温泉郷です。秋の紅葉が大変美しく、もみじ谷吊り橋など各所の吊り橋からいろいろな景色が楽しめます。

尾瀬ヶ原

会津田島駅からバスで2時間20分の特別天然記念物、尾瀬国立公園に指定されている湿原です。
※会津高原尾瀬口駅からのバスは廃止となり、田島駅から尾瀬までのバスが新設されました。

上越新幹線の上毛高原駅や上越線沼田駅、小出駅などからも別の登山口へアクセスが可能です。
初夏にはミズバショウやニッコウキスゲが見られる。
高地の盆地であり、今現在でも平均気温が低めである。また氷期に形成されたため、温暖化が進んで周辺の植物は次第に北に移動したが、尾瀬には北方植物がそのまま生き残り、いまでも氷期に生育したオゼソウなどの植物が自生していることが特徴である。また、尾瀬以外ではロシアが南限となる植物も見られる。

塔のへつり

塔のへつり駅から徒歩3分の塔の形が立ち並ぶ渓谷です。

長い年月をかけて渓谷が作り出され、断崖のことを地元の言葉で『へつり』言い、塔の形が立ち並ぶ断崖という意味から「塔のへつり」と名づけられたそうです。
塔の形をした断崖まで吊り橋が架けられ、断崖内部の一部を見学することができます。
また、その特異な形から、1943年に国の天然記念物に指定されています。

大内宿

湯野上温泉駅からバスで約20分のかやぶき屋根が立ち並ぶ宿場町大内宿です。


かやぶき屋根が立ち並ぶ大内宿は江戸時代に会津藩の参勤交代などで使われ、その後は交通の要所として利用されました。
1981年には、長野県の妻籠宿・奈良井宿に次いで旧宿場町としては3番目に国の重要伝統的建造物群保存地区に制定されています。

湯野上温泉

湯野上温泉駅から徒歩15分の温泉地

阿賀川(大川)の渓谷沿いにある温泉地で、江戸時代から会津の奥座敷の湯治場として賑わいました。
最寄りの湯野上温泉駅は塔のへつりの隣駅で、大内宿の最寄り駅でもあり、各所へのアクセスも良好です。また、駅舎はかやぶき屋根、囲炉裏があり大変ノスタルジックな雰囲気が漂います。

芦ノ牧温泉

猫駅長がいる芦ノ牧温泉駅からバスで5分の温泉地

阿賀川(大川)を見下ろす高台に温泉街が形成されており、開湯は約1200年前とされています。
温泉街には足湯が数か所設置され、回遊が楽しめます。
芦ノ牧温泉駅の他、会津若松駅からの送迎を行っている旅館もあり、会津観光の宿泊地として便利です。

会津若松

白虎隊や鶴ヶ城など歴史ある会津を始発・終着駅としています。

白虎隊自刃の地である飯盛山や東山温泉、鶴ヶ城など観光地を巡回する路線バスがあります。
また、土日には喜多方駅まで延長運転されることもあり、喜多方ラーメンを本場で楽しむことができます。

春は鶴ヶ城のライトアップがおすすめ!

会津田島駅から会津若松駅間のご利用は『お座トロ展望列車』もおすすめ!

同区間を走るお座トロ展望列車は全席指定席(指定席料金400円)ですが、お座敷席や展望席、窓のないトロッコ席とバラエティ満載な列車が土日を中心に運行されています♪

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