鉄道150周年東日本パスの旅

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鉄道150周年東日本パスの旅 1/3

祝!鉄道開業150周年!

今回の旅行は新幹線も特急も2万数千円で三日間も乗り放題というなんともお得な魔法の切符をつかって青森、三陸を旅してきました〜

早速切符の確保に失敗・・(笑)

旅行に行くことは1か月以上前から決めていましたが、計画を立てたのが2週間前、なんと乗車予定のはやぶさ1号は東京~新青森の区間で満席でした(笑)

といっても、みんながみんな東京~新青森間を乗車するのではなく、乗車区間はまちまちです。

例えば、5号車の10番A席を大宮から仙台で利用する人がいれば、東京~新青森で検索するとその座席は×マークになっているという事。

なので今回は東京~盛岡をはやぶさ1号に繋がっているこまち1号に乗車!そして、盛岡から新青森をはやぶさ1号に乗り換えていきました!【ここで指定席は2回使用…】

旅行当日、新幹線の空席がわかる駅のモニターを確認したらなんと午前中のはやぶさはほぼ満席か三角マーク!格安フリーパスの効力は大きい・・・
切符は早めに確保しておくのが吉!

1日目は青森・弘前を散策♪

車窓を楽しみながら新青森へ

さて、当日は駅弁とお酒をしこたま購入し、青森までの約3時間10分の旅路を楽しみます。

当日ともなるとこまちもはやぶさも満席とのこと!乗車日は(土)平日の木曜日なのにすごい…

上野を出ると、日暮里から地上へそして高架へ上がっていきます。天気が良いと進行方向左手に遠く富士山が拝めます。

大宮をでてしばらくすると、左側に日光鬼怒川付近の山々、右側には筑波山が見られます。夏は緑、秋は茶、冬は白と四季によって見える景色が違うところがいいですよね~

盛岡でははやぶさ・こまちの連結切り離しが見られます。
しかしこまち1号でそのまま秋田方面に行く方は切り離しと同時に発車ですので、はやぶさに乗っている人と盛岡で降りる人だけの特権です♪

青森に到着!

10時04分、定刻通りに青森駅へ到着!

青函トンネルができる前までは青森から青函連絡船で函館を目指していました。その名残がいまでも残り、北側のホーム端には連絡船乗り場へ続くこ線橋があります。

青森に着いたらもちろん海鮮!
来るまでに駅弁やらお酒やらを楽しんでお腹の混雑率は高めですが、食べなきゃもったいないという事で、のっけ丼を食らいます♪

のっけ丼

のっけ丼は自分でお好みの具を購入してオリジナルの海鮮丼が作れます!
のっけ丼を食べる場合は10枚綴り¥2,000の食券を購入して市場内ののっけ丼の具を探しに行きます。
食券を購入したらご飯を受け取りましょう(並なら食券1枚)

具のほとんどは食券1枚と交換ですが、ウニやカニ、大トロなど高級なものは2枚、3枚で交換できます。

のっけ丼の持ち帰りはできないのでのっけ丼が完成したらイートインコーナーでお召し上がり!お酒も売っているので鉄道旅ならではのお酒も楽しんじゃいましょう♪

青函連絡船

青森駅に着いた時にちょこっとご紹介しました青函連絡船。いまは運行されていませんが、当時運行されていた船がそのまま博物館として保存されています。

紅白歌合戦でもお馴染み、石川さゆりさんの『津軽海峡冬景色』に歌われるように、上野から青森まで夜行列車などに揺られて青森で連絡船に乗り換え、函館を目指していました。

現在では上野〜函館は新幹線で4時間少々で行けてしまいますが、当時は上野を22時に出て青森に7時着、7時半の青函連絡船に乗り換えて11時過ぎに函館に到着とおよそ25時間かけて結んでいました。

青函連絡船の特徴としては、船内に列車を入れて航行していたことです。フェリーなどでもトラックや車で乗れるものがありますが、青函連絡船では貨物や客車を運んで青森ー函館を行き来していました。

青森で保存されている『八甲田丸』は車両を積み込む部分にも立ち入ることができるので船内に保存されている列車を見ることもできます。

次は弘前へ

青森を2時間ほど散策してから11:22発の普通列車で弘前へ、弘前は特に桜が有名ですが、秋の紅葉も大変きれいで赤や黄色など色づいた桜や紅葉などが見られます。

ちょうど弘前はお昼時、弘前城の近くでご飯にします♪

お昼ご飯

弘前駅から弘前城へは路線バスで向かいます。

弘前城など観光地めぐりに便利な1回100円の路線バスが走っているのでそちらを利用!


調べていると趣のある建物のお蕎麦屋さんを見つけたので、早速いってみました〜

お店の名前は『高砂』昭和48年に建てられた趣のある蕎麦屋さんで、弘前市の趣のある建物に登録されているそう。

店内は落ち着いた雰囲気でお座敷とテーブルの席がありお座敷にご案内。注文した天ざるそばがやってきました♪

お蕎麦は細くて白く腰のある更科そばでしょうか?
天ぷらはエビのみで蕎麦の海苔巻き揚げが着いてきます。
衣が多いように感じましたが、エビが開いているため大きく見える。サクサクした衣とプリプリというよりもブリブリが合いそうな食感が楽しめる海老天を楽しみ、お蕎麦に行きます。

腰のあるお蕎麦は香りが出汁とからんで、より食欲をそそります。そんな風に楽しんでいるといつの間にかそばがなくなっていました。大盛りにしたのに、、

最後は蕎麦湯を入れて、お出汁までしっかりいただきました!
とろとろの蕎麦湯っていいですよね〜

弘前城へ

高砂から弘前城へは徒歩でおよそ15分程度、食後の運動も兼ねて歩き出すと、蕎麦屋の裏手にハイカラな建物を発見。

どうやら青森銀行の記念館で、建物は重要文化財に指定されているそう、現在の青森銀行の母体となった銀行の本店として明治37年に建てられた歴史ある建築でした。

さらに歩いてゆくとスターバックスがありました。弘前城の近くともあり、景観に配慮してか和風なテイストのスタバでした。

少し肌寒いのでホットコーヒーをテイクアウト。

弘前城に到着!

弘前城は東北唯一の現存天守で、江戸時代に建てられたお城が現在までそのまま維持されている大きな歴史ある建物です。

現存天守は長野の松本や姫路城など12天守が現存します。

お城は三層で第一印象は意外と小さい。。でした笑
しかしながら江戸時代に建てられた建物、石段や床、梁などは江戸時代からあるもの。三層といえども高台にあるので、3階からは海が見られ、眺望はとっても良かったです。

城を囲んでいる堀には桜や紅葉などが赤く染まり、朱色の橋と相まって鮮やかな風景を楽しむことができます。
また、弘前城が建つ弘前公園内にはいくつか売店があるので、甘味を味わいながら過ごすこともできます。

本日の宿、浅虫温泉へ

弘前を楽しんだ後は、本日の宿がある浅虫温泉へ!

弘前駅から特急つがるに乗り、青森で青い森鉄道に乗り換えます。
150周年パスは指定席の制限が4回なので、1区間だけのつがる号は自由席にしておきます。乗車列は行列でしたが、なんとか座れました♪

浅虫温泉に到着!

本日のお宿は東北の熱海と言われている浅虫温泉。
熱海といえどもいろんなお店がある歓楽街ではなく、海の近いこぢんまりとした温泉街です。

しかし、駅から歩いて宿までは近く歩いて行けます。そして各宿から駅まで送迎バスがあるので、駅に着いたらすぐにゆったりできます。
また、駅前には足湯がある他、道の駅が隣接しているので宿のお部屋でもう一杯という方にも優しい!

なにより!温泉のある町に来たらやりたいこと!
『足湯』と『温泉卵づくり』ができます!

足湯は駅前の他にも数か所存在し、今回の宿の目の前にもありました。しかもこちらは足湯の他に温泉卵を作ることができます!

卵は近隣の商店で買えるそうなのですが、見当たらなかったので徒歩5分【駅からローソン経由で足湯の場合徒歩約13分】

とろとろの温泉卵が楽しめます♪

本日のお宿!『柳の湯』

本日泊まる宿は『旅館 柳の湯』です。
津軽藩の旧本陣とのことで歴史ある佇まいのお宿は、お部屋から日本庭園が楽しめます。

温泉は、浅虫温泉の源泉かけ流しで4種の源泉・お風呂が楽しめます。そのため男女の入れ替えがありすべての温泉を楽しむことができます。

お部屋は和室で、ありがたいことにプラズマクラスターの空気清浄機が、、しかも加湿機能付き。

最近はほぼからの冷蔵庫ですが、昔は有料販売を行っていたようで缶や瓶を載せるところのある冷蔵庫でした。

お部屋の窓からは日本庭園が見渡せます!

お食事はお値段以上!
帆立、ウニ、牡蠣などの海鮮がふんだんに使われています。
帆立の網焼きはものすごく分厚く、ウニのスープは辛すぎず薄すぎずの塩気が効いて磯の香りが楽しめます。焼き牡蠣はぷりぷりが濃厚で、日本酒が特に進みました!

1日目は無事終了!2日目はまた次の記事で!

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