米沢牛・蔵王温泉の旅
1日目
東京(8:08発)
東京駅から早速山形新幹線『つばさ127号』にのって米沢に向かいます。
大宮まではのんびりと走りますが、大宮を出ると新幹線らしい200㎞/h以上の速度で走ります。小山を過ぎたあたりで進行方向右側に筑波山、宇都宮手前で男体山など北関東の山々が見られます。
また、山形新幹線はつばさ号はミニ新幹線といい、在来線も走行することができる新幹線です。
福島駅をでると坂を下り在来線にはいり、山を縫って峠を越えます。今までの新幹線の線路にはなかった急こう配や急カーブも走るため後ろの車両に乗っていれば前の車両が、前の車両に乗っていれば後ろの車両が見ら、とても楽しい車窓を楽しむことができます。
米沢(10:22着-35発)
米沢駅で改札をぬけ、市街地循環バス(右回り)で上杉神社へ向かいます。
上杉神社前(10:46着-11:15発)
上杉神社は、山形県米沢市にある神社。上杉謙信が祀られています。旧社格は別格官幣社。江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀った神社のひとつです。
境内は米沢城跡内にあります。
東光酒蔵(11:30着-12:30発)
次は東光酒蔵さんの酒蔵見学です。
1597年創業で上杉家御用達の酒屋だった過去を持つ酒蔵です。
代表銘柄「東光」は、「米沢城の東側、朝の光が昇るところの酒」を意味するそうです。
東北最大級の酒造資料館で館内は大変趣があり、過去に使われていた歴史ある酒造用具や、蔵を見学することができます。
そして、蔵元の母屋部分はくぎを一本も使わずに建てられた現在では再現不可能な歴史的建造物です。(公式HPより)
見学後は売店で試飲が楽しめます!
(売店は見学なしで入ることができます。)
(大人350円/中・高校生250円/小学生150円)
(Googlemapより上杉神社本殿から徒歩13分)
ステーキハウスオルガン(12:45着-13:40発)
ランチは米沢に来たら必ず食べるべし!
『米沢牛』のステーキを頂きました‼
様々な部位のステーキから私はランプを注文、焼き加減はレアでお願いしました。
ナイフですっと切れ、前歯で噛み切れるほど柔らかく大変美味でした!
(Googlemapより東光酒蔵から徒歩11分)
米沢駅(13:55着-14:09発)
米沢駅から再びつばさ号に乗り込み、山形駅を目指します。
山形駅まではのんびりとした田園地帯を進みます途中、ところどころに山形の名物であるさくらんぼ畑も見られました。
(Googlemapよりステーキハウスオルガンから徒歩11分)
山形駅(14:42着⇒15:20発)
山形駅に到着!
バスの時間まで40分ほどあるので駅前を少々散策、エキナカにカフェも入っていたのでコーヒーをのんで待ちました。
時間になり、バスに乗車
30分強の道のりですがバスが高速バスタイプなのでゆったりできました。
蔵王温泉バスターミナル(15:57着)
蔵王温泉に到着です!
行った時期は夏でしたが、やはりスキーリゾートということもあり、待合室にはストーブがおかれていました。
待合室内は、築年数がたっていることもあり大変レトロな佇まいで、バスの時刻表や広告がやはり趣あるものでした。
バスターミナルの目の前が温泉街で、路地に入ると温泉の川が流れていました。
緩やかな坂道を登っていくと湯滝があり、渓谷のようだった川はせせらぎのように道路の近くを流れるようになりました。
湯滝までの川沿いは広葉樹が多く感じたので秋はとてもきれいな紅葉が見られそうです。
また、湯滝のあたりは広場になっていて湯滝が見やすいように川側に突き出ています。広場にはベンチもあるので温泉饅頭を食べたりするのもいいかもしれません
さらに道を進むと共同浴場があり、その脇には足湯もありました。
足湯はなんと源泉かけ流しで、わりと熱めで長時間は入っていられませんでした(笑)
蔵王温泉街には上湯・川原湯・下湯の共同浴場と足湯がいくつかあり、宿泊者であれば100円~300円ほどで入浴ができるところもあります。
蔵王温泉は、西暦110年開湯といわれ、1900年の歴史を持っています。山形県山形市南東部に位置し、蔵王連峰の西麓にあります。
標高は880mで古くは高湯と呼ばれていました。
同県の白布温泉と福島県の高湯温泉とともに奥羽三高湯と呼ばれています。
蔵王温泉大露天風呂
蔵王温泉に行ったらここは必ずおすすめしたい大露天風呂
冬の寒い時期には期間限定でしか入れませんが、夏など暖かくなってからはほぼ無休で営業しています。
渓流のせせらぎを聴きながら蔵王の源泉かけ流しの露天風呂が楽しめます。お湯は硫黄の香りがして、やや濁っています。
湯船も川に沿って細く長く大変広々としています。
上流のほうが温かく、下流はぬるかったです。
お好みの温度の場所でつかるのがGOOD!
またそばを流れる川も温泉で、湯船のすぐそばを流れているので足湯感覚で足をつけることができますが、川のほうが結構扱ったりして面白かったです。
蔵王プラザホテル
本日のお宿はこちら!
『蔵王プラザホテル』様に宿泊です!
温泉宿ならやっぱり和室が好き。
ということで和室のお部屋です。
羨望は温泉街を見渡せその先には蔵王の山々が連なります。
冬は樹氷のライトアップとか見えたりするんでしょうか?
夜の飲みに備えてお酒も冷蔵庫で冷やしておきます。
夜ごはんは山形の山の幸・海の幸・川の幸が盛りだくさんでした!
食前酒の葡萄酒から始まり、先付け、お造り、焼肴など
今回はびゅうトラベルで予約して、早期予約特典の虹鱒のお刺身が付いてきました。身がしっかりしていて歯ごたえもよく、脂は控えめのさっぱりした味でした。
日本酒にも合いとても満足です。
メインは山形のブランド牛の陶板焼きでした。脂がのっていて柔らかく、ちょうど三つありましたのでレア・ミディアム・ウェルダンと焼き方を調節して食べてみました!
そして、その後はゆずの風味が爽やかな茶わん蒸しをいただき
デザートはぶどうでした。
かなりボリュームがあって普段からよく食べますがおなかはパンパンでした(笑)
2日目
蔵王温泉(10:20発)⇩山形駅(11:05着-59発)
お宿の朝ごはんも夜と同じようにボリューム満点の大変豪華なお食事で、山形グルメのいも煮や玉こんにゃくが出ました。
卵は温泉卵で、とてもおいしかったです。
ホテルからバスターミナルまで送迎していただくこともできましたが、せっかくなので帰りも散歩しながら向かいます。
域とはまた違う道を通ると貯水池がありました。
風も流れもないため、鮮やかな緑が湖面に反射してとてもきれいでした。
山形駅では、夏季限定の山形グルメである『冷やしラーメン』を堪能!
温かいラーメンのおいしさをそのままに冷えたラーメンは麺のこしも強くとてもおいしかったです。
山寺駅(12:16着)
山形駅から仙山線に揺られて17分、山寺駅に到着です。
木造の駅舎、脇にある古いタイプの郵便ポストがさらに趣を感じさせてくれます。
また、向かって右手には展望台があります。
山寺(12:25頃着)
2日目は通称「山寺」と呼ばれている宝珠山立石寺に行ってきました。
山寺は松尾芭蕉の句に読まれたこともある、春夏秋冬季節によって移り変わる景色を楽しむことができます。
山門から奥の院まで1015段の階段が続いており『一段一段登るごとに、欲望や汚れを消滅し明るく正しい人間なれる』と云われているありがたい石段です。
しかし段の緩急の差もあり、運動不足の方や足腰の弱い方には少々きついかもしれません、、、
山寺参拝時には自分の体力や季節などを考慮して計画的に参拝しましょう。なお山寺では杖を貸し出しているほか、中間地点の仁王門付近に休憩所が設けられています。
階段を登りきると、山寺周辺の山々や集落を望むことができます。四季ごとに町や山の色も変わり、次はまた違う季節に来たい。そんな風に思いました。
時間もちょうどよかったのか、立谷川をわたる仙山線を見ることもでき、大満足。
奥の院では悪縁を断ち切るご利益が頂けるようなので、健康祈願をしました。
山を下りて、汗もかいたので茶屋で宇治金時を頂きました!
山寺駅(16:16発)⇩仙台駅(17:13着)
仙山線は山深いところを走行し、渓谷や川を何度もわたるため車窓がとても良いです。
特に秋の紅葉は大変絶景で、落葉により列車の車輪が空転してしまうほど落葉広葉樹が沿線にあります。
また、途中の作並駅や愛子駅は作並温泉・秋保温泉の温泉口です。
仙台駅(17:30発)⇩東京駅(19:04着)
帰りはこまち30号で帰宅です。
こちらのE6系こまちも秋田新幹線を走るミニ新幹線です。
2日間で日本で2つのミニ新幹線を楽しむことができました!
仙台から帰るので帰りの駅弁は牛タン弁当!
こりこりしたお肉がジューシーで噛むと肉汁がジュワ―っと出てきておいしかったです!
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