只見・谷川岳の紅葉をめぐる旅

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只見・谷川岳の紅葉をめぐる旅

だんだん寒さが増して、山々も色づいてきました。
今回は日本一車窓が綺麗な鉄道に選ばれたことがある只見線の紅葉を楽しみ、越後湯沢に一泊し谷川岳の一ノ倉沢の紅葉も楽しむ紅葉満喫旅です。

1日目

会津若松駅(10:15発)

スタートは会津若松駅から!
東京駅発の新幹線でも来られます!

会津若松駅からはトロッコ列車『ビューコースター風っこ』の風っこ只見紅葉号に乗車します。

本日は生憎の雨でしたので、窓がしっかりはめ込まれていました。

只見線は大変「日本一車窓がきれいな鉄道」として1位になったことがあり、大変風光明媚な車窓を楽しむことができます。

特に並走する只見川はを何度も鉄橋でわたりますが、その時に見えるエメラルドグリーンと紅葉のコントラストは最高です。
夏の新緑や、冬の雪景色など四季によって全く異なる景色を楽しむことができます。

旅のお供はもちろん日本酒
今回は只見のお酒「ぶなの煌めき」「ぶなの雫」です。

煌めきは旨辛、雫は辛口です。肴には若松の精肉店で購入した馬刺しとピボットで購入したアジの握りです。

どぶろくと馬刺しの相性は最高でした💛

馬刺しとどぶろくの組み合わせは、湯野上温泉のこぼうしの湯洗心亭でぶなの雫の生酒と馬刺しを頂いて知りました。

会津坂下を過ぎると列車はどんどん坂を上り山深くまで入ってまいりました。
まず最初の絶景ポイント只見川第一橋梁を渡ります。

会津川口駅(12:18着)

会津川口駅で乗り継ぎまで2時間と少しの時間があります。
駅の中にある観光案内所でレンタサイクルがあるのでそれを利用しようと思ったところすでに予約でいっぱい(😢)

駅前をぶらぶら散策することにしました。

会津川口駅は只見線の主要駅なので、昔蒸気機関車が走っていたころに使われていた転車台があります。今も時々イベントで蒸気機関車を走らせておりその時に使われています。

駅前には「おふくろ」という食堂があります。

どうやら「カツカレーミックスラーメン」という商品が名物らしい…

どんぶりの底にご飯があってその上にラーメン、スープが入ってその上にカレーとカツがのるという代物でした。

スープは醤油でカレーにとても合います。カレーはスパイシーで辛目でした。とってもおいしかったです。

会津川口駅(14:10発)

只見駅までは代行バスでバス旅です。

数年前の豪雨により線路が被災したため代行バスとなります。
しかし、2021年に全線復旧するので復旧したらまた乗りに来たいところ!
各駅と途中の集落に停車して只見駅に到着です!

只見駅(15:00着-40発)

只見駅に到着!

只見駅でも40分ほど余裕があるので駅前を散策です。
まず一つ目神社!

2つ目三石!
クリームパンが有名なようです!

只見~小出間も川に沿って走りたくさんの鉄橋を渡ります。
流れに削られて崖になっていたり滝があったりとたくさんの絶景が見られます。

特に只見駅を出てトンネルをニコ通り過ぎた後に見える田子倉湖は本当に一瞬しか見えませんがとっても幻想的です。

小出駅(16:53着ー17:06発)

只見線の終点、小出駅に到着です。

乗り換えまで数分なので改札は出ずにホームを散策。

小出駅に停車する定期列車はほぼ2両で多くて6両程度ですがホームは10両編成でも余裕で停車できる有効長があります。
これは過去に特急列車が止まっていた名残だったりします。

越後湯沢駅(17:48)

越後湯沢駅に到着です。

冬はスキー客で賑わいますが今はグリーンシーズン。
紅葉も半ばに差し掛かってきましたので、見ごろ真っ盛りを楽しみに来た行楽客で駅のコンコースやお土産売り場も賑わいを見せていました。

ちょうど私が改札を抜けたころに「新幹線来たぞ‼」と走って入場した若者グループは無事乗れたかな?と言ってもまだまだ午後6時ですから行っちゃってもポン酒館でもう5杯ひっかけて帰るのもいいかもしれません(笑)

駅前西口には足湯があります。
温度も少し肌寒くなってきたこの時期にはちょうど良く、何組かいるグループの中にもnewdaysで買ってきたと思わしきお酒が椅子の横にありました。

エキナカの雪ん洞で爆弾おにぎりを、ポン酒館で鶴齢の生酒を、お土産コーナーでサラダホープ(枝豆味)を買った私は宿の送迎を待ちます。

雪国の宿 高半

トンネルを抜けると…で有名な『雪国』を執筆した○○もしゅくはくしたことのある雪国の宿 高半に宿泊。

GOTOもありかなりお安く泊まれました。
また、地域限定クーポンで新潟の地酒を楽しみ、温泉・食事ともに楽しみました。

お部屋は5階で羨望もよく眼下には上越新幹線の線路が、
E2・E4・E7と3種の新幹線が楽しめます。
土日は加えて現美新幹線も見られます。

今回は到着が日の入りを過ぎてしまったので夕焼けは見られませんでしたが、越後湯沢の夜景・朝焼けを楽しむことができました。

温泉はアルカリでぬるっとしたお湯のかけ流しです。

女湯には露天風呂もあるそう。

2日目

越後湯沢駅(8:13発)

あさは少し早め、平日なので土日に出てるちょうどいい時間の電車は無いのです😢

2日目はモグラ駅で話題の土合駅から谷川岳の紅葉を楽しみます。
越後湯沢駅を出ると列車は左に右に曲がりながら峠を越えてい行きます。

左右の車窓には山々が連なり、山頂付近は鮮やかな紅葉です。

さらに行くと土樽駅に到着。
坂を上って標高も上がったため、目の前に紅葉が広がります。

土合駅(8:38ー9:15発)

上りは地平ホーム、下りは数百メートル下の地下トンネルにあるという面白い構造の土合駅。これはもともとあった単線の線路に加えて新しく作られたためこのような構造になっています。

到着するのは地平ホームですが、やっぱり地下まで下りてしまいました。時間帯によっては誰もいないホーム。
夏でもひんやりとしていて、声が大変響きます。

土合駅の駅舎は山小屋を思わせるような三角屋根が特徴でかわいらしいです。

お手洗いも改装されたばかりのようで無人駅にしては大変きれいです。

谷川岳ロープウェイ駅(9:35着ー50発)

土合駅から歩いて20分ほど。

途中に滝を見つつ到着。

途中の近道という案内を辿ったところ道路のスノーシェッドの上を歩く登山道を歩く羽目になりました(笑)

しかし、そこからの羨望はとってもきれいで、土合駅の上りホームを眼下に水上の紅葉が堪能できます。


本当はロープウェイで上がりたかったのですが、残念ながら先日の大雨で故障した箇所があるそうで断念。
私が来た次の日から再開するという感じでした😢

ロープウェイ駅の周辺も赤や黄色に色づいており山の上の方はどうなっているのか気になりました。

マチガ沢(10:15着発)

今回の目的地は国道沿いに歩けば行ける一ノ倉沢です。
年間遭難者数世界一という『魔の山』の崖をしたから拝める。
舗装された道を歩くだけで行けるのでアクセスは良好です。

その途中にあるのがこちらのマチガ沢。

清水峠を人々が徒歩で越えてた頃には宿が三軒あったそうで、宿の明かりを見た人が「ああ、町が見える」と発したことから命名されたそう。

山の斜面一面に紅葉が広がる様に息を飲みました。

一ノ倉沢(10:55着ー11:10発)

一の倉沢に到着です。

奥に見えるのが谷川岳の険しい山肌その手前に紅葉が広がります。

とても険しい山肌が圧巻で、悪天区による雲が更に禍々しさをトッピングしているように感じました。

この先も道は続いており国道は途中で廃道になっていますが、登山道で新潟県側に行けるみたいです。

是非とも行ってみたい。

どあいビレッジ『駅茶〜えきっさ〜』(11:50着)

無人駅の土合駅。

2020年から駅の切符売り場だった場所をそのまま使用したカフェができました。谷川岳ロープウェイ駅の途中にあること、地下ホームが話題であることからマイカーでの来訪はかなり多かったりします。(電車で行った方がたのしいよ…ボソ)

しかも、グランピング施設も併設され宿泊も可能になりました。

そんな駅茶もぐらに行ってきました。

メニューも豊富で水上のクラフトビールやホットサンド、コーヒー、ドライフルーツの入ったアップルティーなどなどあります。

もともと駅員さんがいたスペースで、切符売り場の窓口も客席です。しっかりと駅員さんの帽子も用意されていて、かぶりながらお茶していると目の前に人が来て「入場券ください」とか「次の高崎行は何時?」とか聞かれます(ガチ)

私も聞かれました。

丁寧に答えてみたらカフェの定員さんによく聞かれるんですよ――と、どうやら結構なお客様が駅員さんに成り代わっているようでした(笑)

土合駅前(12:33発)

雨に降られて歩いたものですからお風呂に入りたいものです。
湯檜曾温泉の伊東園ホテルさんもよかったのですが、帰りの電車の都合で水上温泉の立ち寄り湯まで

水上温泉(12:55着)

ここから五分程度で温泉です。途中にあるお蕎麦屋さんは山菜の天ぷらが大変おいしいのでお勧めです。

温泉

ふれあい交流館に到着。

水上の温泉街にあるこの施設は観光客も使える立ち寄り湯です。

600円支払って入浴。
運動後の温泉はやはり体にしみます。
めっちゃ気持ちよかった・・・

水上の温泉街もどしどしテナントが入って、パン屋さんやプリン、スムージーが楽しめるカフェ、洋食屋さんなど賑わっていました。

温泉街もすこし色づき始めた感じでこの後からどんどん赤く染まっていくのでしょう。露天風呂から見たいものです。

水上駅(14:20発)

ここから高崎まででて新幹線で帰宅です♪

上越線の群馬側もかなり色づいており、帰路の車窓も紅葉尽くしで満喫できました。

群馬口は211系電車、オレンジと緑の湘南色が紅葉に映えます。しかし座席がロングシートなため、終始後ろを向いていたもんですから少し首が痛い(笑)

沼田で尾瀬帰りかな?それなりのお客さんを乗せてもまだ椅子は余っているご様子。

といっても月曜日、平日ですからそこまで行楽客がいないのも頷けます。福島の会津高原尾瀬口から沼田まで横断してみたいものです。

渋川駅手前の鉄橋ではだんだんと街並みになってきて紅葉が見えなくなってきましたが奥の方に上州の山々の紅葉が最後まで見られとってもいい旅になりました。

高崎(15:24着)

高崎に到着です!

このまま新幹線で帰宅です!

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