伊勢・京都 古都めぐりの旅

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伊勢・京都 古都めぐりの旅

スタート地点は愛知県「近鉄名古屋駅」から
東京・横浜・静岡などからは
のぞみ17号(8:30発)、ひかり503号(8:03発)、こだま705号(7:27発)で名古屋まで
※東京駅を発車する時間を記載
近鉄名古屋駅からはさっそく特急しまかぜに乗車します。

1日目

近鉄名古屋(10:25発)

近鉄しまかぜ
しまかぜカフェ車両

近鉄の観光特急でまずは伊勢神宮のある伊勢市へ向かいます。
しまかぜはとても豪華な車内設備を持っていて、個室や6人の団体でも一緒に座れるコンパートメント席の他、電動リクライニング機能が付いた広々座席が特徴です。

荷物を整えて一息ついたら編成中間のカフェ車両でお茶など♪
また、伊勢市に到着するのもお昼時ですから、弁当を車内で買って食べるのもいいかもしれません。

伊勢市駅(11:40着)

伊勢市駅から伊勢神宮(下宮)へは歩いて10分くらいです。
駅前から参道がまっすぐ続いていて、お店がたくさん立ち並んでいるので食べ歩きしながらもいいかもしれません。

伊勢神宮外宮(11:50着)

お伊勢参りは外宮からの参拝が習わしです。
写真の鳥居をくぐる前に、防火のために作られた堀川に架かる火避橋を渡り、手水舎で清めましょう。
もちろん鳥居の前での礼も忘れずに。

外宮は“豊受大御神(とようけのおおみかみ)”をお祀りしています。豊受大御神は天照大御神の食事を司る神であり、衣食住と産業の守り神でもあります。


・下宮まがたま池にある博物館せんぐう館
・お札授与所等がある入母屋造りの外宮神楽殿
・前回の遷宮まで御殿が立っていた古殿地
・正宮豊受大神宮
・川原大祓などの式典に用いられる三ツ石
・外宮に所属する四別宮のうち、
第一に位している別宮多賀宮
をめぐります。(約30分)

外宮前停留所(12:24発)→内宮前停留所(12:34着)

名物伊勢うどん

内宮へ行く前にお昼時なので、名物伊勢うどんはいかがでしょうか?
内宮前から歩いて3分もしないところにおかげ横丁がありそこで食べられます。
三重県伊勢市を中心に食べられている温うどんで、かけうどんのように汁に浸っていません。
たまり醤油に鰹節やいりこ、昆布等の出汁を加えた、黒く濃厚なつゆを、太い麺に絡めて食べるものが主流です。

伊勢神宮内宮(13:10頃~)

宇治橋
御手洗場
正宮皇大神宮

外宮の次に内宮を参拝します。
・宇治橋
・手水舎、御手洗場
・龍祭神
・内宮神楽殿
・正宮皇大神宮
・御稲御倉
・別宮荒祭宮
・別宮風日折宮
・参集殿
以上の内宮の代表的なところをめぐります。(約60分)

内宮は皇室の御祖先の神と仰ぎ、私たち国民の大御祖神として崇敬を集める天照大神をお祀りしています。(伊勢神宮HPより)
内宮の参道にも、いくつもの別宮がありそのひとつひとつが皇室に関わりの深い神様がお祀りされています。

伊勢神宮内宮の最初の鳥居を抜け宇治橋を歩きますが、その際に渡っている川が「五十鈴川」です。

また、宇治橋を超えた右手には川をまるごと活かした御手洗場があります。やさしい流れの川には、魚が泳いでいる姿を見ることができるので、ちょっとした息抜きにのんびりしたり、記念写真を撮るのにもおすすめです。

おはらい町・おかげ横丁(14:15頃~)

おはらい町

内宮の門前町のおはらい町にはさまざまな伊勢グルメが立ち並んでいます。
伊勢エビやアワビの塩焼きなどの海鮮や、赤福、あんみつなどのスイーツなどがあり、食べ歩きが楽しめます。
おはらい町の中間ほどにはおかげ横丁という、江戸から明治期にかけての伊勢路の建築物が移築・再現されたお店がならび、こちらも大変趣があります。

内宮前停留所(15:00発)→宇治山田駅(15:17着)

帰りは伊勢市駅ではなく、宇治山田駅で下車します。
大きな荷物で伊勢市駅のコインロッカーに荷物を預けた場合はそのまま伊勢市駅まで行きましょう。(しまかぜも伊勢市駅から乗車できます)

宇治山田駅(15:32発)

宇治山田駅外観

宇治山田駅は昭和6年(1931)に建てられ、歴史を感じさせる建物は国登録有形文化財に登録されています。
構内には、貴賓室があります。
東武の浅草駅や南海難波駅を設計した人が手掛けています。
1階にはファミリーマートやお土産屋さんが入っています。

近鉄しまかぜ

京都まで約2時間を過ごすためのお菓子や飲み物を買いそろえたらホームへ!

京都行の特急しまかぜに乗り込みます。
行きよりも1時間多く乗っていられますから、カフェでお酒やスイーツを楽しむのもいいかもしれません♪

京都駅(17:38着)

京都駅について1日目は終了です。
ホテルに荷物を置いて京都タワーで夜景を楽しんだり、近くの料理屋で夜ご飯もいいかもしれません。
また、京都は町家を改装したゲストハウスや、一棟貸しのお宿もあります。
京都に古くから建っていた宿ですごすのもいいかもしれません。

2日目

京都駅(10:03発)→東福寺駅(10:05着)

ホテルをチェックアウトする前にもし、早起きしてしまったら少しお散歩してもいいですね。
帰りは京都駅から新幹線なので、
京都駅改札内または改札外で荷物をコインロッカーに預けると楽です。
烏丸中央口の地下1階部分や、JR西口の近くがおすすめです。
まずは奈良線に乗って東福寺駅まで行きましょう。

東福寺

臥雲橋から通天橋方面

東福寺駅から徒歩10分ほどでアクセスも良好です。

美しい紅葉が見られることで有名な東福寺ですが、初夏の青紅葉も大変きれいです。
また境内の最も南にある三門は禅寺の三門としては日本最古にして最大。国宝に指定されています。

東福寺で“絵になる場所”といえば、「橋」。境内を東西に横切るように渓谷があり一筋の川が流れています。
その上に架かるのが、臥雲橋(がうんきょう)、通天橋(つうてんきょう)、偃月橋(えんげつきょう)の“東福寺三名橋”と称される3つの橋です。
(入場観光約60分)

東福寺駅(11:44発)→出町柳駅(11:57着・12:15発)

叡山電車きらら
きらら号

東福寺を後にして出町柳駅から叡山電車「きらら」に乗車します。
青もみじや紅葉の時期は列車の特徴である大きな窓から車窓が楽しめます。

貴船口(12:43着・12:53発)→貴船(12:57着)

貴船駅に着いたら改札を出て階段を下りた前にある貴船口駅停留所からバスに乗り、貴船まで行きます。

貴船

お昼も過ぎてしまいましたのでここで昼食を
貴船は川床で食事が楽しめることで有名です。
初夏から川に床が張られてテーブルが並びます。
もちろん、食事処の中でも食事は可能ですからお好みのお店で湯豆腐や、流しそうめんなどを楽しみましょう。

貴船停留所と貴船口駅の間には川床カフェなどもあり、川床で川の流れる音を間近に聞きながらスイーツを楽しむこともできます。

貴船神社

おなかをいっぱいにしたら貴船神社へ
貴船神社は「縁結び」のパワースポットとして女性を中心に人気のスポットであり、四季折々変わる景色を求め多くの参拝者が訪れます。
また、夫との復縁を願った平安時代の女流歌人・和泉式部が訪れその後夫婦円満になった話から、別れてしまった恋人と復縁したい方も多く訪れるようです。

そして貴船川は鴨川の源流にあたり、また御所の真北に鎮座することから、貴船神社は“京都の水源を守る神”として歴代朝廷からも大切にされてきたそうです。

そんな貴船神社のおみくじは、水占みくじという水に浮かせて占うもので、本宮のそばにある石垣から湧き出る水で行えます。
乾くとまた見えなくなってしまうので、写真に撮るのがよさそうです。

本宮から15分ほど歩いたところに奥宮があり、その途中に結社があります。
昔ながらの回り方では「本宮→奥宮→結社」の順にめぐるのが習わしだそうです。
縁結びのパワースポットは結社です。
(3社すべて回って約90分ほど)

貴船(15:23発)→貴船口駅(15:27着・15:36発)→出町柳駅(16:05着・16:13発)

東福寺(16:30着・16:39発)→京都駅(16:42着)

この旅行のゴール地点です。
コインロッカーから荷物を取り出して、お土産などを見たり、新幹線の時間までカフェでお茶などはいかがでしょうか?

帰りの新幹線は、1時間後の17:48発「のぞみ116号」で20時ごろに東京につけます。

料金・予約・購入方法

1日目
しまかぜ(近鉄名古屋~伊勢市):3,650円(運賃込み)
しまかぜ(宇治山田~京都):4,740円(運賃込み)
バス(外宮前~内宮前):440円(現金のみ)
バス(内宮前~宇治山田駅):440円(現金のみ)
※しまかぜは近鉄インターネット予約サービスまたは、近鉄の窓口で予約購入できます。
2日目
京都~東福寺:150円(IC可)
東福寺~貴船口:700円(IC可)
貴船口~貴船:180円(現金のみ)
貴船~貴船口:同上
貴船口~京都:850円(IC可)
※交通系ICがおすすめです。
※バスは後払いでした。

東京から京都へ行く場合通常であれば、東海道新幹線のぞみで13,970円かかります。
今回の場合名古屋で下車なので11,100円です。
そこを少し早い時間に発車する「こだま705号」でJR東海の旅行パック『ぷらっとこだま』を利用することで8,500円で名古屋まで行くことができます。
これに1日目の金額を足しても17,770円で東京から京都までの通常の交通費と比較しても3,800円しか差がありません。ちなみに東京から京都をのぞみのグリーン車で行く料金は19,040円で、1,270円も伊勢神宮を観光したほうが安上がりだったりします。

ぷらっとこだまはネット予約が可能で出発前日の午後5時(17時)までに予約し、当日JR東海の指定席券売機またはJR 東海ツアーズ店舗(きっぷうりば)で受け取りが可能です。(2020年6月30日予約分から)

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